前回の続きです。
子供たちが安易に
私立単願を選ぶようになったのは、
家庭環境にもあると思います。
スマホは与えられる。
休みとなればディズニーランド。
欲しいものがあればすぐに買ってもらえる。
そんな環境にある子も少なくありません。
不景気不景気と言われて久しいですが、
どこが不景気なのか、
どこにそんなに子供にかけるお金があるのか、
不思議なくらいです。
以前、うちの子は勉強しなくて困ると言ってきた親御さんがいましたが、
じゃあスマホを取り上げて下さい。
と言ったことがあります。
手元に教科書とスマホがあったら、
スマホを選ぶ子供の方が圧倒的に多いでしょう。
要するに環境が恵まれ過ぎているため、
頑張って県立に行かなくても、
私立に行けばいいや的な考えが、
自然と子供たちの中に
植え付けられているのかと思います。
与え過ぎは、その子をダメにする。
植物に肥料をやり過ぎると
根腐れするのと一緒ですね。
ちょっと話が逸れましたが、
これが正直、今の子供たちや
家庭環境について思うことの一つです。
当初諦めて私立に行こうとしていたけど、
奮起して県立を目指してる子たちもいます。
何処の高校に行くのも自由ですが、
すぐ諦めないで、
ある程度の意地を持ってくれる子供たちを望みます。