こんにちは。数学講師の一世です。
似たような記事を以前にも書いた気がしますし、
また似たような記事をこれからも書くと思いますが、死を選ぶということ。自殺について。
今朝も東京かどこかで、電車の人身事故のニュースが流れていました。先日、新聞にも中学生の自殺の記事。以前にも書きましたし、これからも書くと思いますが、日本の年間自殺者の数は、交通事故で亡くなった方の数を上回ります。減少傾向にあると言われていますが、それでも三万人弱の方が亡くなっています。戦争など行われていない、むしろ豊かな国と思われる日本で、これは異常なことです。
なぜ自殺という選択をしてしまうのか。
過去に自分も考えたことがある者として、ほとんどの人は苦しい現実から逃れたい、死んでしまえば楽になれると、この選択をしてしまうでしょう。興味本位で自殺しようとする人は、ほとんどいないと思います。
しかしなぜ、人は死ぬと楽になると思うのでしょうか。よく芸能人などが亡くなると、
天国で〜といった表現が使われたりしていますが、死ねば本当に人は天国に行けて楽になれるのでしょうか。時々臨死体験をして、あの世に行って帰って来た、なんていう人もいますが、本当のところ死後どうなるかなんて、ハッキリと分かる人はいないんじゃないかと思います。
聖書によれば、死後の世界というものは確実に存在し、天国も地獄もある、ということです。そして天の御国には、イエスキリストを通してでないと入れない、ともあります。
上記の記事を読んで、何言ってんだと思ってる人もいるかもしれませんが、それはそれで構いません。
僕は他の宗教にあまり詳しくありませんが、もし日本昔話に出てくる仏様の教えのように、良い人間は天国、悪い人間は地獄行きなのであれば、恐らくこの世に存在する全ての人は、地獄行きになるんじゃないでしょうか。悪さを一切行わない人間など、一人もいないでしょう。どんなに小さな嘘をついたとしても、悪は悪。日本昔話の仏様の教えでは地獄行きです。
確かに、人生には苦難があり、逃げ出したくなることもたくさんあります。想像を絶する苦しみを、今現在も味わっている人も、たくさんいると思います。
僕は、現実から逃れたい、苦しみから解放されたい、楽になりたいと思うことは、悪いことだとは全然思いません。日本は何事にも、我慢!頑張れ!といったキャッチフレーズが多いですが、我慢したり頑張れない人も多いと思うし、時には逃げだしたり諦めたりすることも必要だと思うからです。
ただ、自殺は間違っている。
死ぬことが間違っているというよりは、死んだ後どうなってしまうかなんて、誰にもわからないからです。ましてやもし仏様の教えが本当なら、自分を殺すわけですから、悪も悪、確実に地獄行きでしょう。
聖書には、乗り越えられない試練を、神は与えないとあります。イエスキリストの名を呼び求める者は、誰でも救われるともあります。これを読んで、
アホなヤツだと思う方もいるかもしれませんが、
一向に構いません。
希望は必ずあります。自殺はやめましょう。